講座案内-形式

講座の形式面(進め方等)について説明します。

進め方

KTはつおんでは、実技を優先し、通常、以下のように進めます。

  • 何はともあれ、講師のお手本の後について、いろいろと発音してみます。
  • その段階で最適と思われる練習テーマを取り上げ、講師の解説を聞いて練習します。
  • 「説明だけ聞いてあとは自己練習」という訳ではなく、講座の最中に、一定量の練習をします。あとはご自身で個人練習していただき、次回以降にチェックを受け、レベルを上げていきます。
  • フィードバックは、1つ1つ即座に行います。「生徒さんが課題文を読み上げ、講師がまとめて添削する」という方法はとっていません。
  • 「基礎から1つずつ積み上げていく」考え方を基本としますが、「1つのことが完全にできるようになってから次に進む」というのは、一見理にかなっているようで、実は困難です。「いくつかのことを覚えて、元に戻る」という繰り返しにより覚えていきます。

講座形式

Zoomによるオンライン講座のみとしています。

個人指導(1対1)のみです。グループレッスンは想定していません。

講座はすべて日本語で行います。「挨拶や自己紹介だけでも英語で」といったことも行いませんので、英語初心者の方もご安心ください。「日本人がいかに英語の音を出すか」という講座ですから、運営はすべて日本の慣習に従って行います。

週1回ペースで継続的に受講するコースと、必要に応じ単発で受講する講座があります。詳しくは「コースと料金」のページをご参照ください。

教材は、初期段階では不要です。回を重ねた段階で、「単語や例文」の「題材」としての書籍(容易に入手できる単語帳など)をご自身で用意していただきます。講師と同じものを1冊ずつ持つ形とし、既にお持ちのものが適当であれば買い直す必要はありません。なお、KTはつおんが教材の販売をしたり斡旋したりすることはありません。

上記教材のほかに準備していただくものとしては、卓上鏡、筆記具、録音できる器具(ボイスレコーダーや電子辞書など)、飲料(喉の調子を整えるもの)などがあります。

その他

比較的ゆっくりしたペースで着実に進めることを理想としますが、一方で、目標や区切りが見えなくなりがちです。ご自身で、しっかりした考えを持つことが必要です。

宿題を強制するようなことはありませんが、自己練習は必ず必要です。練習量については、一般的なアドバイスはできますが、身体への負担を含め、ご自身で判断していただきます。

対象とする発音は、アメリカ英語のみです。とはいえ、映画やドラマのようなくだけた発音を目指すのではなく、会議での発言やナレーションのような明瞭な発音を目標とします。

発音記号は、Jones式を採用しています。日本の辞書や英語教材で一般的な方式です(IPAではありません)。

「笑顔で、楽しく」講座を進めます。英語発音の習得には時間がかかります。「長続きさせること」こそが上達の秘訣と言っても過言ではありません。どんなに高度な講座を行っても、嫌になってしまっては元も子もありません。KTはつおんでは、効率を追求するよりも、講座そのものを楽しく進めることを優先させます。